少し落ち着きました

 七夕月間が終わり、個人的なことですが検定試験も終わり、何かに急かされる日々が一段落しました。暑いですね。

 すっかりMPを消費してしまったのでぼんやり過ごしているのですが、考えてみれば次の文学フリマまで全然日がないので、やっぱり少し焦ったほうがいいようにも思います。ずっと焦っている。

 

 少し時間が空くと、「久々にDTMを触ってみたい」だの「MMDやろうかな」だの「書きかけのあれこれをかきあげよう」だの「使ってないサブスクを切ろう」だの「メールの返信忘れてた気がする……」だのいろいろなことが頭をよぎります。いや、メールはすぐ返信しなさい(セルフツッコミ)。

 今年は手帳を未来の自分への指示書にしているんですが、なかなかうまく使えている気がしています。ただtodoリストばかりはずっと先延ばしにしてるものがあったりなど、どうにもうまくいかないものだなあという感じです。だめだ。ここで管を巻いている時点でお察しというわけです。

 

 そうそう。刀剣乱舞の連隊戦は無事十万をこえ、新キャラもちゃんと得ました。今のところ極を除けばほぼほぼ手元にいる状態です。泛塵くんだけがいない。

七夕月間です

 ブログ記事に書いてませんでしたが、今年も七夕月間をしています。来月の七日まで続きます。twitterは一文だけで済むのが楽で、ついそちらで報告してしまいます。

 

 今の七夕のバージョンももうかなり長いんですよね……と言いながら何年も経ってしまいました。

 先日、ボカロではない、AIの合成音声を聞いたんですが、あんなにリアルな歌声になるんですね……。NEUTRINOというフリーウェアなんですが、いやあ、すごい……。歌だけでも差し替えてみようかしら……と覗きに行ったら、当然ながらデータが重かったので(笑)ひるんで帰ってきてしまいました。

 Eテレで神々の戯れにしか見えない「ワンルーム☆ニュージック」を見てるので、感化されて何かやりたいな~という気持ちになりつつ、まあ、普通に時間がないのでした。ソシャゲをやめろ。いや、今そんなにやってないですけど……。

 

 全然関係ないですけど、今年度? 今期?のEテレの新番組がなかなかに豊作で良いですね。「笑わない数学」を楽しく見てるんですが、気づいたら寝てるの、何ですかね……ほぼ哲学化した数学の話なので、考えながら見てるといつの間にか寝てしまう……。今度こそ眠らないぞ、と思いながら、寝てしまいます。この間の四色問題も……ダメでしたね。

エアブーまで一時的にFOLIOとじます

 一週間のFOLIOお試し期間にお付き合いいただきありがとうございます!

 おおよそ使い方がわかりましたので、エアブー当日まで一時的にFOLIOを閉じさせていただきます。

 

 お試し期間の間はイベントと同じ頒布価格で同人誌を頒布しておりましたが、今後は梱包代をプラスして、イベント頒布価格より少しばかりお高い値段で頒布させていただきます。

 手数料の違いもありますので、boothとFOLIOで価格が変わってしまうのが申し訳ないのですが……使いやすいサービス、信条にあうサービスでご購入いただければと思います。よろしくお願いいたします!

FOLIO開設しました

 以前から気になっていた、自家通販プラットフォームのFOLIOのページを開設しました。

 とりあえず一週間はお試し期間として運用します。その間はオフラインイベントと同じ値段で頒布、それ以降は梱包代などを含めての価格で頒布をいたします。

 よろしければどうぞ。

https://www.b2-online.jp/folio/14022000018/001/

 

 

以下、使ってみての感想です。

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第三十四回文学フリマ お疲れさまでした!

 第三十四回文学フリマ、お疲れさまでした! 弊サークルまでいらしてくださったみなさまに御礼を。

 

 当日はコロナ禍以前と比べても一般入場の方が多く、入場者列が途切れない状態に驚きました。「え、文学フリマってそんなに並ぶイベントだっけ?」(失礼)と思うほどでした。

 一般参加の方が多かったこともあり、本を買いに行くよりも頒布するほうを優先しました。結果、お友だちの本を二冊と、途中で気になった本を一冊買っただけに……。友人知人のみなさんに直接ご挨拶にうかがうこともできませんでしたし……両立は難しい。

 その代わりと言っては何ですが、いつも一般で参加されている姿を拝見しつつもご挨拶し損ねてしまう知人のかたにご挨拶できて良かったです。まあまあ頻度高く趣味の飲み会でお話しするかたなのですが、「なんでこんなところに……?」と言われたのには笑ってしまいました。そういえば、文学フリマの話をした記憶がありません。実はいつもいます。

 友人知人にこちらから会いに行くことは難しかったですが、前回ご購入いただいた『星の声を聴く子ども』を気に入ってくださったかたがまたいらしてくださったり、『竹林を連れた美女』の表紙をみて一発で森見登美彦リスペクトと見抜いてくださったかたがいらっしゃったりと、サークルにいらしてくださった方との交流が楽しかったです。

 

 お隣の黒川さんと前回の文学フリマの時に「在庫処分市をしたい」という話になり、文字通りの在庫処分市をしました。

 私がIKEAの紙箱を持ち込み、黒川さんがゴシック体で「新刊を作りたいので部屋を圧迫する在庫をもらってください 何冊持ってっても無料です」と書いたポスターを持ち込みました。ゴシック体で率直に現状を書いたポスターがいいなあと思っていたら、事前打ち合わせで黒川さんがゴシック体で率直に現状を書いたポスターの画像を見せてくださったときはさすがに笑いました。

 会場では参加者の方やなにがしか制作されているかたがポスターを見て笑ってくださったり、「気持ちはわかる」と言ってくださったりしました。私たちもなんだか楽しくなってきてしまって(笑)、始終笑っていたように思います。「気持ちはわかる」と言いつつ重たい荷物に私たちの本を加えてくださったみなさん、本当にありがとうございました。これで新刊が作れます(笑)。

 単純に部数を読み誤って50部、100部刷ってしまっただけの本だったので、捨てるのは忍びなく……こうしてみなさんに読んでいただく機会をいただけて本当に良かったです。楽しんでいただけたらいいなあ。

 実は我々の部屋には今回配布した本の在庫がまだまだありますので(…)、また来年にでも在庫処分市ができたらなと思っています。

 それにしても、もう何年も動いていない本を多くの方にお持ちいただいたのは……私のマーケティング下手っぷりがいかんなく発揮されていた結果なんですかね……へへへ。

 

 帰りに何かお腹に入れて帰ろうと思ったんですが、浜松町の再開発で本当にお店がない! オフィス街だからそもそも日曜にやってるお店が少ない! やっていても夜六時まで! という状態でかなり本気で頭を抱えました。確実に何か食べられる店を開拓しなくては……。

 

 一日本当に楽しく過ごさせていただきました。ありがとうございます。また十一月にお会いしましょう。

 

 ……と、きれいにまとめてみました。ここからは当日より前の話になります。

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2022年のイベント参加について(6月11日追記)

2020年及びそれ以降のイベント参加等について
https://uiyun.mimoza.jp/diary/view/96

 

2021年及びそれ以降のイベント参加等について
https://uiyun.mimoza.jp/diary/view/110

 

こちらの記事の2022年版です。

すっかりアップデート版を作るのを忘れてました。

新型コロナの感染状況はいまだ改善の様子がありません。

今後の同人活動について、当分の方針を書いておきます。

 

今後のイベントについて

現在、新型コロナワクチン接種を三回終えており、今後も必要に応じてワクチン接種を行うつもりです。

 

とはいえ、ワクチン接種では私自身の重症化リスクが下がっただけに過ぎないため、積極的なイベント参加は引き続き行わない方針です。

オフラインでは年二回の文学フリマのみ参加予定です。

……と、いうわけで、元々イベント参加が少ないサークルだったのもあり、実質通常運転と言っていい状態になります。

 

コミックマーケット、コミックシティ、コミティアといった大型イベントは、サークル参加も一般参加もなるべく避けようと思っています。

もちろん浮世の義理というものもありますので、体調優先とはいえ、状況に応じて考えたいと思います。

 

 

五月の文学フリマについて

参加いたします。

黒川さんと合体配置となっております。

 

状況に応じて早めの撤収の可能性もありますので、ご了承ください。

 

 

0626#エアブー2022について(6月6日追記)

6月26日開催のエアブーに参加します。

一次創作オンリーオンラインイベント「月燈マルシェ」に登録済み……のはずです。

オンラインイベントへの参加が初めてなので、いろいろ不手際もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

取り扱いは既刊のみです。

 

 

十一月の文学フリマについて(6月6日追記)

参加予定です。

参加いたします。先着に入りましたので、確定になります。(6月6日追記)

まだ公式からの詳しいアナウンスがありませんので、状況に応じては不参加の可能性もあります。

 

 

 

米澤穂信作品プチオンリーYonepo Festaについて

日付が確定していませんが、参加予定です。

詳しい情報につきましては、運営様の告知アカウントをご覧ください。

https://twitter.com/FestaYnp

 

新刊は再録本……という名を冠してある、かなり書下ろしや未公開作品多めの本になります。

文庫サイズで『いつも月夜に米の飯』というタイトルです。

ただいま鋭意制作中です。

オンラインイベントですので、頒布方法は通販になります。

イベント開催のタイミングによっては十一月の文学フリマでも頒布いたします(……が、原作者の方が文学フリマによく出没されているので、ひよる可能性はあります)。

 

 

通販について

少しずつ再開できればと思っております。

新刊を中心にboothへ登録して参ります。

pot-pourri cafe 購買部
https://uiyun.booth.pm/

 

(6月11日追記)

b2-online上で提供されているFOLIOを使用できるようになりましたので、こちらでも実験的に通販を開始しております。

一週間限定でイベント頒布と同じ値段で頒布しております。

エアブー開催時には梱包代などを含めてイベント時より若干お高く設定させていただきます。

pot-pourri cafe 創作小説
https://www.b2-online.jp/folio/14022000018/001/

 

発送時は衛生に気をつけてお包みいたします。よろしければご利用ください。

 

以上です。

微調整しました

 先日、サイト全体を微調整しました。

 まだいろいろ直せるところもありますが……古いリンクを減らしたり、表示をわかりやすくしたり、多分html的に正しい形にしたりと細かい修正でした。コンテンツの追加ではないのは……ほら、そろそろ文学フリマの締め切りだからですよ。(目をそらす)

 

 最近は、原稿をやりつつ、表紙を直しつつ、穴があった設定を埋めつつ……みたいな感じです。本を読みたいですよね。あと、サイトの写真も入れ替えたい。売り切れた古い同人誌もweb再録してしまおうかな、と思いつつ、本当に古いのでうなったり……。

 いろいろ難しいですね。一度風通しをしてしまったらあとは楽だってわかってはいるんですが。

 一応文フリのwebカタログの既刊データは入れてきたので、スペースが公開されたらそのまま問題なく公開されるはず……です。できることからこつこつとやるしかない……当たり前なんですけどね。

 

 GWも近づいてきましたし、また仕事の方もワタワタしてしまうので、うまいこと乗り越えていきたいと思います……。

ぐったりしております

 年度が変わって一週間と少し。相変わらずぐったりしております……ぐったり……。年度が変わるとあれやこれや一気にスタートするので疲れますね……本当に……。

 天候も一気に春めいたりとなんだか落ち着かない感じがします。原稿も進まないですしね……いやまあそれは自業自得なんですけれども。

 

 友人と山姥切国広を見に行ったりですとか、そういうことはちゃっかりしておりまして(笑)。あと、謎屋珈琲店さんにも行ったりしましたね。『黒牢城』イメージチョコレートムースが販売されていたので……。チョコレートは嫌いではないものの執着するほど好きでもないのですが、チョコレートムースはチョコレート関係では一番好きなお菓子だったのも、珍しく動く動機になりました(笑)。結局むにゃむにゃしたクリーム系の生菓子が好きだというだけなのかもしれませんが。

 植木の土の入れ替えもしたりしましたね。小さな鉢なので重労働ではないのですが、道具を広げたり、片付けたりと一連の動きがいつもしない動きなので、やるぞやるぞ、と思わないと出来ない類の労働で……一応無事終わりましたが、これで枯れちゃうなんてこともあるので、じっと眺めています。

 

 まあ、そういう感じで、のんびり過ごしております。原稿が終わらない以外は。(原稿オチ)(落ちるとか縁起でもないことを言わない)

微調整しました

 サイトの表示を微調整しました。

 ……微調整しかしていないので、告知する意味があるのかよくわからないのですが……まあ、なんというか、なにかやってる感です。(…)

 

 実は今年の隠れ目標が「月刊野堀ゆん」で、長さもジャンルも問わず月一で何か出そうと思ってたんですが、早速二月でとん挫してしまうという間抜け具合を露呈してしまいました。二月ってさ……短いし、事務員的にはすべての業務が巻きになっちゃうからね……うん……三月も一緒だね……うん……。

 いろいろあってパソコンの前に座る時間が極端に減っているもので(ソシャゲのせいじゃないですよ、念のため)、隙間時間にスマホから書いてもパソコンにもってきてブラッシュアップできないことが増えています。書いてないんじゃないんだけどなあ……なかなか難しいですね。スペック面も含めて、デスクトップパソコン愛用者なのでラップトップパソコンにする気はまったくないんですが、ちょっと環境を考えないとな……とは思っています。iPadのおかげで校正やらネタ出しがはかどるようになっても、これじゃあネタ出しから校正につながらない……。

 

 iPadは本当に便利ですね。読書ノートをiPadでやることにしました。ページ数に限界がない(厳密にはありますけど)とか、いちいちコピーしてスクラップしたりとかそういう手間が一気に省けるのでありがたい……。最近全然そういう本の読み方をしてないので、久々に真面目に本を読もう……と思ったりしています……やりたいことがいっぱいだね……。

『星の声を聴く子ども』備忘録

 発行から三か月ほど経ってしまいましたが、11月の文フリで出した新刊『星の声を聴く子ども』について備忘録など……。

 2014年に書いた『星々の奏でる音楽と猫』が膨らみに膨らんでできた本で、結局十万字をこえてしまいました。増えれば増えるものですね。短いお話が13篇なので、ボリュームが増えた感じはあまりしないのですけども……。


表紙について

 今回の本での一番のポイントは、表紙を外部委託したことです。(中身じゃないんかい)

 SKIMAというサービスを利用して表紙イラストの依頼をしました。イラストを受注してらっしゃる方のページをいくつか拝見して、作品のイメージに合うイラストを描いてらっしゃる方に依頼しました。

 本文ができる前の依頼だったので直接お見せできる作品が少ししかなく、代わりに説明を多めにさせていただきました。色味や季節、欲しいモチーフなどなど。印刷物に慣れていらっしゃらないとのことでしたので、トンボなどの説明もさせていただきました。

 「すぐ依頼できて、すぐ絵ができる」というものでは当然なく、ある程度作業全体の早い段階で依頼して良かったです。依頼内容をまとめるのにも時間がかかりますし、私はメッセージを書くのに少し気力を使いすぎてしまうところもあり、精神的に余裕がないと無理だったなと。絵が出来上がるといよいよ作らないわけにはいかないぞ、となりますしね……(笑)。


細かいポイントについて

 星の名前は全部実在の名前にしてあります。TRAPPIST-1gもそうですね(今本文を見直したらハイフンが音引になっていてぎょっとしました)。

 ……全部地球が設定した名前なのかって言われたら困るんですが、それを言ったら方角が星座で表現されてるので、まあなんていうか、<双子>が地球人だからっていう感じですね……。

 基本的にハビタブルゾーンにしか行ってないので、<双子>の生命活動はそんなに問題ないんじゃないかなと思います。<姫君>や<海蛇>はハビタブルゾーンではないところ出身の人ですけど、詳しくは書けなかったなとか。<姫君>は割とちゃんとした服を着てるんですけど、あの人地元が暑いので民族衣装がかなり際どい衣装なんですけど、地球は寒いし常識も持ち合わせてるから学習して地球の服を着てくれてるんですよね……派手ですけど……っと話が脱線しました。

 

 かみのけ座の方角がはやってないのは、かみのけ座だからですね……。(?)

 

 星も花もですが、伝説よりは花言葉、星言葉でとっています。

 

 “僕”と“妹”の飲み物は意識してかぶらないようにしてますが、特に作中で何かあるわけではないフリでしたね……途中で設定的には逆だったな……とは思ったんですが、キャラ的には今のものなんで、まあ、こっちでいくか……と……。

 

 登場人物の望みを矢印で書いていくと見事にばらんばらんになるので、なんていうか、全体的にかわいそうだと思います……こんな創造主でごめんね。(…)


各話についてのアレコレ 

1)Prologue

 プロローグは書いておかないとな、と(笑)。

 何も起きないプロローグです。というか、プロローグは何も起きないものですね。

 現状説明と、何をしているかの軽い説明です。

 

2)星々の奏でる音楽と猫

 一番初めに書いた話。かなり加筆修正しています。

 初めに出したときは時間があまりなかったのもあり、頭の中の設定をちゃんと書ききれてないというか、説明できていなかった状態でした。この後実はいくつかバージョンがありまして、サイトにあるものを含めて、表に出していないものなど微調整だけで数パターンあるのですが、ようやく最終版(笑)という感じです。

 なるべく初めの時の文を残したまま、設定を変えたり加えたりしています。

 そうそう、本の最後のほうに出てくる<双子>のアレですが、この段階で既にあった設定なので、初出の段階で結構その辺気にして書いてました。具体的には、ある言葉と対になるはずの言葉が一切出てきません。裏設定のまま終わらなくてほっとしています……(笑)。

 

3)ラナンキュラスの別れ

 当初、書くつもりがなかった話。最後の最後のぎりぎりで追加した話です。なのである意味一番設定が固まった状態で書かれているため、全体で言うとかなり均された感じの話です。

 <蛇遣い>は名前だけ出てくる予定だったのですが、八割がたできたときに改めて全体を見直して、やはり出てきた方がいいなと判断して追加しました。

 そういうわけで、伏線なども少ない話です。ラナンキュラスについては、あとからプロローグに書き加えたので、本当に本当に最後に書き始めたことがわかります。

 この話と『ゼータ・エーリダニの嘘』を見直していただければ、何故“僕”が“僕”なのか、少しわかるような気がするかもしれません。そして、ちょっとだけ最後のニュアンスが変わるかもしれません。


4)星の子かくれんぼ

 発表順としては二番目の話。<王子様>登場回。

 この時のポエムも、最後のほうになると「呪文詠唱略!」みたいになっている、というわけです。(?

 

5)宙にひびく星のおしゃべり

 <双子>だけで話を進めるよりは、傍から見たらどう見えるのか、を書いたほうが良いと判断して書いた話。なので、警部殿は<調律師>ではありません。発表作としては三作目にあたるため、この段階で既に話のラストは決まっていたり、全体の構成を考えていたことになります。

 <調律師>からすれば自分たちの行動は科学に基づいているけれど、傍から見たら魔法以外の何者でもないよな、という話。

 そうそう、途中の「<王子様>にでもやらせればよいだろう」は「ご満足だろうさ(できないけど)」です。ふざけてますねこの人たち。いや、確かこれの初出時はその設定はなかったですね。整理していったらそういう設定になりました。語り口も似てるし。(?)


6)ステュクスのうさぎ

 季節行事みたいなことを書きたいなと思ったので書きました。なので全体からいうと中盤過ぎに書き始めた感じです。

 季節行事が先に来てるので後半がふわふわしてますね……(笑)。認めてない科学者も欲しいな回でもあります。


7)屋敷の残響

 音を<調律>できるってことは、悪用もできるんじゃない?っていう話。

 こちらが先にあったので、『ラナンキュラス』の花はこの設定に合わせて書いた……んですが……情報を出す順番が違いますね……うーん。まあ、いいでしょう(おい)。

 これは割と早い段階で書いた記憶があります。これはEpilogueと対みたいなものですね。

 なんだかよくわからない石の話とか、猫の話とかばっかりだったので、もうちょっと具体的な話にしようかなと思ったりとか、そういうのもあります。

 一人称が揺れてるのは単に心うちの言葉と外に出す言葉の違いくらいなものです。あと、基本的に信用のならない存在なので。


8)ゼータ・エーリダニの嘘

 タイトルを決めるのに苦労しました(笑)。「依存しがちな社交性」。

 <海蛇>は割と早い段階から名前だけ出ていましたね。本になると、書くつもりのなかった<蛇遣い>の方が先に出てきてしまいましたが(笑)。

 この話はわりとずっと書いてました。『星の声を聴く子ども』が出るのにもう少し時間がかかっていた場合、シングルカット(?)として同人誌になるのはこの話だったはずです。間延びする話し方はやりすぎじゃないかとか、どこを間延びさせるかとか、そんなことを考えていました。ここで割と納得したので、キャラクター小説方面に振る気になったところはあります。

 <海蛇>はそんなに悪い人じゃないとは思います。あと、多分、地球の人間より長命だと思います。割とまじめな性格だけれど社会性がある性格でもないので、将来的には何でも屋さんとか、探偵とか、なんかそういう感じになると思います。<双子>とも長い縁になることでしょう。


9)憂鬱なペンギン

 タイトルで死ぬほど苦労しました。だってこれ、とある洋書のタイトルそっくりじゃないですか。(…)

 <姫君>は割と本文中に出すつもりだったんですが、罵詈雑言の語彙がなかったためにいまいち出すことができませんでした(笑)。冒頭だけは割と早い段階からあったんですが、形にならないならない(笑)。そうそう、途中まで<姫君>と<お姫様>で表記ゆれもありましたね……いまだにどっちだったかわからなくなったりします。(こら

 「理由はないけどとにかく嫌いな人」って現実にはいるけど書くのが難しいなと。文字にすると何らかの理由が欲しくなってしまいますね。全体を見渡してみると出すつもりのなかった<蛇遣い>の方がしっかりとした登場人物感がありますね……うーん。

 <姫君>が“僕”のことに気づいているかどうかは微妙なラインだと思っています。少なくとも<姫君>は“妹”は明確に嫌いですが、“僕”個人となると多分<双子>というペアでしか認識してないので。気づいているならもうちょっと“僕”が嫌いなんじゃないかなと思います。主に『未来の約束』的な意味で。


10)<双子>について

 証言みたいなものをまとめておこうと思いました。誰が見ているのか、誰が集めているのか、というのも含めて。

 <天秤>は二人で話しているのもあり、思いのほかおしゃべりなのもあり、長くなってしまいました。

 これも中盤くらいに書きましたが、セリフだけなのでかなりするっと書いてしまった記憶があります。

 できるならもうちょっと「こいつ本文にいなかっただろ!」みたいな人の証言も入れたかったんですけど……そこまではちょっと手が回りませんでした。


11)秋の日の寂寞

 お姉さんですが、お姉さんもそんなに悪い人じゃないと思います。元<調律師>ですしね、色々わかることもあるでしょう。ただまあ、仕事と、個人的な感情はまた別ですよねっと。少なくとも、お姉さんはどちらかを選ぶ以外なかったし、実際選んでみせましたよっと。

 これもたしか中盤くらいに書いたような気がします。タイトルは最後のほうまで決まりませんでしたけど……。


12)未来の約束

 微妙なラインですよね、微妙な。

 私はこれを友情だとは思っていませんよ。と、いうか、書いたり直したりしている間に随分と友情を逸脱してしまいましたね。なんでや。

 うちの子にしてはがんばったんじゃないですかね、<王子様>。相手が相手だったのでなんていうか、かわいそうに。


13)北の休暇

 どんなに常識的な顔をしてたって、結局<王子様>も<調律師>なんだなあと。

 絵にすると大柄の男二人がそそれぞれ寝椅子に寝転がってぼそぼそしゃべってる、しかも一人はほとんど独り言という状態なので、バランスがめちゃくちゃになりかけたり、ほどほどになったり、調整がややこしかった記憶があります。

 <姫君>について、"僕"の<王子様>とそんなに仲良くなさそうという証言と、“妹”と相性が悪いという証言くらいしかないのでなんですが、仲良くないはずの人にわざわざ絵葉書を送って遊びに来いというのは、まあ、そういうことです。妹につっかかっていくのもそういう部分も含まれているかと思いますが、つっかかるのはそっちじゃないよっと。あと多分<姫君>が送ってきた絵葉書は、地球人基準だとかなりセクシーショットだと思います。<姫君>もかわいそうに。


14)Epilogue

 ちゃんとPrologueと対になっています。なっているのか?

 最後。ラストシーンはこれしかないと思っていましたので、シリーズになった瞬間からここの向かって書いていました。ただかなり当初の想定からかなりニュアンスが変わっています。予想以上に“僕”が人間性と社会性を獲得してしまったので……。これ、“妹”は当初の想定と同じニュアンスのままなんですけどね……一人称だから……。『未来の約束』がなければあるいは当初のニュアンスのままだったのでは、とは思います。

 そうそう、ぎりぎりまでソファをどうするか迷ったんですが(笑)、ああいうことになりました。

 


 というわけで、振り返りでした。

 あとがきに書いた通り、<双子>の話はこれで終わりです。<双子>はもう葛藤する存在ではなくなったのでもう主役はやれません。(一貫して妹の一人称がないのはそういうことですね)

 この先を書くとしたら葛藤する人物は<王子様>になるでしょうが……うーん、<海蛇>と喧嘩するだけでしょうね。<双子>も多分、<王子様>には頼らないけれど<海蛇>には頼るでしょうから、いやあ、喧嘩するでしょうねえ。

 多少、「ばかもん、そいつがルパンだー!」みたいなことは書きたい気持ちもあるんですが(笑)、落としどころがないというか、そこまで書いてしまったらもう、完全に『xxxHoLic』(主に籠以降)だよねって感じなので……(笑)。

 

 この間ふと思ったのですが、<双子>はもう<調律師>ではなくなったので、改めて何か肩書を付けるなら<指揮者>になったのかもしれませんね。興行主に会ったことのない<指揮者>ですけど。

 

 以上、備忘録でした。何か思い出したら追記します。