映画を見ました
2025/11/03(Mon) 23:09:34
この三連休は映画を二本見ました。『ひゃくえむ。』とOfficial髭男dismのライブ映画を。よくよく思い返してみたらひゃくえむ。の主題歌もヒゲダンでしたね。ヒゲダンづいてる。
ヒゲダン好きなのかと言われると「……普通?」という感じなのですが、サウンドは割と好みかなと思います。同時期に歌番組でパラパラ見てたミセスとか、King Gnuと比べると、その中ではヒゲダンは好きだなという感じです。キーボードから鳴るピアノの音が硬いのが好きかも。あとボーカルの声が聴きやすいというかわかりやすいというか。全体的にちょっとジャジーでファンクなところがあるのが好みの音楽に近いのかも。
ひゃくえむ。
『ひゃくえむ。』は友人のお勧めで見ました。100m走の競技者の人生を小学生から三十歳手前くらい?まで描くアニメ映画です。
アニメをメインに作ってる人ではない人が監督をされているらしく、効果とかカメラの動きとか興味深かったです。ロトスコープもしてましたね。なんかこう、アニメーションでしかできない手法だけれど、ここまでたくさんいっぺんにいろんな手法を使うのは珍しいなあとみていました。雨の描写とか、テクスチャの使い方が素晴らしかったです(絶望のシーンとはいえ若干長いな……とは思いましたが)。
線が震えたり、歯が見えると、負けフラグというか、心理の動揺というかなんですけど、特に歯については、後半になるほど「歯をむき出しにせざるを得ないほど本気でやっても追いつかない」から「笑顔」までいくので、この短い時間で描写の意味を変えていくのはワザマエ……ってなりました。
話自体も結構興味深かったですね。見終わった直後の感想が「仏教」だったんですけど、なんていうか、仏教でしたね……。諸行無常と執着から逃れることと修行の話、みたいな。
キャラクターの配置も、そもそも出てくる人物全員天才側なんですが(笑)、その中で天才側から努力側に行ったり、天才側でその先が見えなくなって努力の方向がわからなくなてしまって脱落してしまったりと、こう、「天才キャラ」「努力キャラ」できっちり線引きされてなかったのがよかったです。
そこに「仲間」の有無とかも影響があるんですが、でも長い人生の描写なのでその一瞬の「仲間」とあっという間に疎遠になってたり。ほかにももっと周りを見ていればきっと「仲間」になれただろうに気づかなかった/気づかれなかったみたいなことがあったり。その中で、主人公とその友人は途中で疎遠になったりいろいろあるんですけど最終的に二人並んで走れてるので、なんというか……何か大切なものをとり落して狂気に陥ってしまう手前でぎりぎり踏みとどまれたような、それがあるから大丈夫、みたいな……そういうところで話が終わったので良かったなって。まあ、その後どうなるかわからんですけど……。
全体的に、長い人生の一部分をコンパクトにまとめつつ、レースのひりつきが描写されててとても良い出来だったと思います。
OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE AT STADIUM 2025
ヒゲダンのライブ映画は、KING OF PRISMの映画に通っていた時によく広告を見ており、「見てみようかな、どうしようかな」と思ってたらたまたま映画GIFTが当たったので、半額以上割引になるので見ちゃお、とみてきました。
先に観た映画好きの友人に「Pretenderがなかった」と言われ「そんなバカな!?!?!?」ってなったんですが、なかったです。びっくりした。そんなことあるんだ。ミックスナッツはやってました。それはそうだ。
ヒゲダンの曲をたくさん知ってるつもりはなかったんですが、セットリストのうち6、7曲は知ってたので「売れてるってこういうことなんだな~」って思いました。
追加料金払うタイプのいい音響のシアターだったので、とてもよかったです。
隣の席に座る知らないお兄さんが途中で感極まって泣き出してしまって、だからといって何ができるわけもないので気づいてないふりをするしかないんですが、「な、泣いてる……」と動揺してしまいました。
正直、「ヒゲダンのライブはちょっと行ってみたいけど、私のような超絶ライト層が行くのは申し訳ないな……ライブ映画はちょうどいいな」って感じだったんですが、シアターの中が完全に「ライブ現地に行きましたが、映画にも来ました」という感じのファンでいっぱいで、「し、知らない曲がある人間がここにいていいのか……?」とちょっと動揺しました……へへへ。
そんな私も、よもや大ラスが好きな曲の『Stand By You』になるとは思わず、というか、絶対歌わないでしょ……アルバムの8曲目だよ……と思ってたのでめちゃくちゃ動揺しました。
ずっと動揺してる。
というわけで、アンコールのラスト、つまりライブの締めに歌われてびっくりした好きな曲をはっておきます。
#映画 #ひゃくえむ。 #Official髭男dism #アニメ
ヒゲダン好きなのかと言われると「……普通?」という感じなのですが、サウンドは割と好みかなと思います。同時期に歌番組でパラパラ見てたミセスとか、King Gnuと比べると、その中ではヒゲダンは好きだなという感じです。キーボードから鳴るピアノの音が硬いのが好きかも。あとボーカルの声が聴きやすいというかわかりやすいというか。全体的にちょっとジャジーでファンクなところがあるのが好みの音楽に近いのかも。
ひゃくえむ。
『ひゃくえむ。』は友人のお勧めで見ました。100m走の競技者の人生を小学生から三十歳手前くらい?まで描くアニメ映画です。
アニメをメインに作ってる人ではない人が監督をされているらしく、効果とかカメラの動きとか興味深かったです。ロトスコープもしてましたね。なんかこう、アニメーションでしかできない手法だけれど、ここまでたくさんいっぺんにいろんな手法を使うのは珍しいなあとみていました。雨の描写とか、テクスチャの使い方が素晴らしかったです(絶望のシーンとはいえ若干長いな……とは思いましたが)。
線が震えたり、歯が見えると、負けフラグというか、心理の動揺というかなんですけど、特に歯については、後半になるほど「歯をむき出しにせざるを得ないほど本気でやっても追いつかない」から「笑顔」までいくので、この短い時間で描写の意味を変えていくのはワザマエ……ってなりました。
話自体も結構興味深かったですね。見終わった直後の感想が「仏教」だったんですけど、なんていうか、仏教でしたね……。諸行無常と執着から逃れることと修行の話、みたいな。
キャラクターの配置も、そもそも出てくる人物全員天才側なんですが(笑)、その中で天才側から努力側に行ったり、天才側でその先が見えなくなって努力の方向がわからなくなてしまって脱落してしまったりと、こう、「天才キャラ」「努力キャラ」できっちり線引きされてなかったのがよかったです。
そこに「仲間」の有無とかも影響があるんですが、でも長い人生の描写なのでその一瞬の「仲間」とあっという間に疎遠になってたり。ほかにももっと周りを見ていればきっと「仲間」になれただろうに気づかなかった/気づかれなかったみたいなことがあったり。その中で、主人公とその友人は途中で疎遠になったりいろいろあるんですけど最終的に二人並んで走れてるので、なんというか……何か大切なものをとり落して狂気に陥ってしまう手前でぎりぎり踏みとどまれたような、それがあるから大丈夫、みたいな……そういうところで話が終わったので良かったなって。まあ、その後どうなるかわからんですけど……。
全体的に、長い人生の一部分をコンパクトにまとめつつ、レースのひりつきが描写されててとても良い出来だったと思います。
OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE AT STADIUM 2025
ヒゲダンのライブ映画は、KING OF PRISMの映画に通っていた時によく広告を見ており、「見てみようかな、どうしようかな」と思ってたらたまたま映画GIFTが当たったので、半額以上割引になるので見ちゃお、とみてきました。
先に観た映画好きの友人に「Pretenderがなかった」と言われ「そんなバカな!?!?!?」ってなったんですが、なかったです。びっくりした。そんなことあるんだ。ミックスナッツはやってました。それはそうだ。
ヒゲダンの曲をたくさん知ってるつもりはなかったんですが、セットリストのうち6、7曲は知ってたので「売れてるってこういうことなんだな~」って思いました。
追加料金払うタイプのいい音響のシアターだったので、とてもよかったです。
隣の席に座る知らないお兄さんが途中で感極まって泣き出してしまって、だからといって何ができるわけもないので気づいてないふりをするしかないんですが、「な、泣いてる……」と動揺してしまいました。
正直、「ヒゲダンのライブはちょっと行ってみたいけど、私のような超絶ライト層が行くのは申し訳ないな……ライブ映画はちょうどいいな」って感じだったんですが、シアターの中が完全に「ライブ現地に行きましたが、映画にも来ました」という感じのファンでいっぱいで、「し、知らない曲がある人間がここにいていいのか……?」とちょっと動揺しました……へへへ。
そんな私も、よもや大ラスが好きな曲の『Stand By You』になるとは思わず、というか、絶対歌わないでしょ……アルバムの8曲目だよ……と思ってたのでめちゃくちゃ動揺しました。
ずっと動揺してる。
というわけで、アンコールのラスト、つまりライブの締めに歌われてびっくりした好きな曲をはっておきます。
#映画 #ひゃくえむ。 #Official髭男dism #アニメ