Diary

pot-pourri cafeの日記的メモ

文学フリマでした
 文学フリマでした。お疲れ様です!(遅)
 文学フリマの翌日、体調が変だなあ~と思っていたらそこからガタガタガタと体調を崩してしまいました。結果、点滴やらなにやらフルコースになってしまいました。点滴針刺さったままレントゲンって難しいですね。服の脱ぎはぎが難しすぎる。大きな喘息発作は久々で、なんなら肺炎なりかけで、あと少し放っておいたら入院だったっぽいです。急転直下すぎる。

 まだ全快ではないんですが、まあまあましになってきました。先週とかぐずぐずのまま会社に行ってましたからね……うつらない病気なので、会社で跳んだり跳ねたり走ったりするわけじゃないし……と……会社に行ってましたね……。良い子は真似をしてはいけませんよ。

 文フリ自体は、なんか、ちょっと今のご時世言えないような本を作りまして(苦笑)。去年書いたものなんですけどね。そこに加筆修正したりした怪文書を本にしました。
 怪文書なので部数をかなり抑えたのもありますが、おかげさまで当日完売となりました。ありがとうございました。
 本当に久々にお目にかかったかたもいらっしゃいまして、懐かしいな~と思ったりしました。
 規模が大きくなったのでなかなか本を買いに行けないのはさみしいところではありますが……。

 次回も文学フリマに申し込んであります。ちょっとほかの予定とガチャガチャになってしまいそうな予感もあるのですが、まあ、なんとかなる……はず……たぶん……きっと……。

#同人 #文学フリマ #文学フリマ東京41
『ピコピコ:』備忘録
 毎度おなじみ、自作の話です。
 以下、自作語りになりますので、隠しますね。

 一番古いファイルの作成日が2006年ということなので、えっと、二十年前から書いているということに……? こわ……。

 大雑把に言うと初めはカウンター的なニュアンスが強かったです。「萌え」とか「キャラクターの型」とか、そういうものに対するカウンターというか、「猫耳が生えてる女の子って、実際にいたら怖いのでは?」というある種の「男性オタク」的フェチズムに対する冷や水のようなところがありました。
 話の筋は割と早い段階で決まっていたように思います。モマもかなり早い段階からいましたね。
 恐ろしいはずの猫耳少女が動物を殺して食べることに忌避感を覚えたり、同じく動物耳の少年が人間に復讐したりするのは、「存在としては怖いけれど、ずいぶんと人間っぽい」というか、当時発行していた同人誌の「似非児童文学」の流れを大きく汲んでいたと思います。教訓的なニュアンスですね。
 ちなみに、ピコたち「モダンアーツシリーズ」という名称は、先に「モマ」って名前があったからです。後付けですね。ほかの子たちにも現代アート系の美術館名がついてます。

 ところがです。ここから大迷走を始めます。
 まず、そもそも冷や水としての創作はまあうまくいくはずもない(笑)。そこはまあ、早めに捨て置いたのですが。
 背景を考えていくとですねえ……猫耳少女って要は奇形なわけで、じゃあどうやって生まれたんだってなると、核戦争後の放射線の影響だなあってなったわけです。うーん、この段階でもたしかまだ、東日本大震災の前だったと思うんですよ。どっちかというとチェルノブイリのイメージですね。自然発生ではあるけれど、人為的な面もある感じです。
 あと古くからのかたはご存じの通り、子どものころ『+ANIMA』という漫画を読んだり、そこからイメージを膨らませた話(二次創作ではなくて)を書いてみたりしていたので、そういう流れもあって。
 ファンタジーであるけれど、徐々にSF的ニュアンスが混じってきたわけです。

 でねえ……東日本大震災があったわけです。うーん、これはねえ、書きにくくなりますよ。あまりにもね。世間のプロアマ問わず創作する人たちが不安や悲しみや様々なものを表に出した創作をしているものですから、この話も強制的にその文脈にのせられちゃうのではと思ったわけです。この話についてはその文脈ではなかったから、そういう風に読まれるのは嫌だなあという思いがあって、制作の優先度が下がっていきました。

 で、2012年『人類は衰退しました』のアニメとか、ポスト・アポカリプスものをちらちら見ていたので、全体的にそっちに寄っていきました。
 この間、割と書いてたんですけど、書いては没にし、書いては没にしを繰り返していました。
 『キック・ガール・キック』を書いた後あたりに、ああ、次は『ピコピコ:』だなって思ったわけです。今なら書ける気がするという天啓(笑)があったわけです。

 で、書き始めたのですが……おかしいと気づきます。そうです。マオがまともな人間ではなかった(笑)。
 「ファンタジーな存在があちらからやってきて、それに遭遇して不思議な体験をする人」という役回りだったはずが、そもそもまともではなかったことに気づいてしまったわけです。どちらかというと「やってきたファンタジーな存在」であるところのピコのほうがまともだったし、復讐者であるはずのモマのほうがめちゃくちゃまともだった(笑)。
 初めのころに書いては没にしていたころのマオは、まだ「お前が復讐してもあの子は悲しむぞ!」的なね、まともさがあったわけです。でもねえ、背景を考えていくにつれて、「そもそも安全な場所から飛び出して、寿命が縮まるとわかっている場所で一人暮らす少年なんて、我が強すぎだし、倫理観的なものが少しずれるだろう」って気づいてしまった。
 ここで困るわけです。何が困るって、まともではない人間の一人称でいいのか、という問題です。 読んでもらえるのかとか、そもそも書いていって「まともじゃない」感じになるのかとか、マオの視界に見えるものを書くのはふさわしいのかとか。そこで一人称で書いたり三人称で書いたりと迷走が始まります。これ、結構最後のほうまで引きずった問題で、三人称のはずなのに若干ゆるいところがあるとすれば、その名残です。モノローグを入れちゃえばいいんじゃないかとも思ったんですけどねえ……あまりモノローグが好きじゃなくて……。
 あと、『空中庭園』の時の経験もありますね。圭がその……まともじゃなかったのに一人称だったので、まあ、しんどかったわけです(笑)。圭のまともじゃなさとマオのまともじゃなさは全然違う種類のまともじゃなさ、なのですが。どちらにしても無理があるわけです。まともじゃないから。
 『星の声を聴く子ども』で「妹」の一人称がなかったのも、あれは「妹」がまとも……というか(概念として)人間じゃないからです。「僕」がカストル(人間)で「妹」がポルックス(神)なので、「妹」の語りはできない。
 まあそんなこんなでうんうんうなって、ひとまず『ピコピコ:』は三人称に落ち着いた、という感じです。

 物語としては固まっていたのに、世間の流れと、主人公のことで大迷走しましたが、ひとまずなんとか形になってよかった……。これだけ大迷走すると、もうちょっとなにかできたのではと思ってしまったりもするのですが……まあ、この辺にしておいてやろう的なね……感じでね……へへへ。

 表紙イラストについては、SKIMAを通してあか様に依頼させていただきまして、本当に素敵な絵を描いていただきました。ありがたい……(拝)。
 よくSKIMAでイラスト依頼を引き受けてくださるかたを見て回ってるのですが、「このかたに頼めないんだったら嫌だー!」レベルでイラストの雰囲気が『ピコピコ:』の方向性にあってると思って、お忙しいところお願いさせていただきました。めっちゃいい……かわいい……。かわいい中にも陰があるところもいい……。
 「本当に書き終わるのか……?」と思って頭を抱えている間も支えになってくれたイラストでした。かわいい……ありがたや……。畳む


#ピコピコ:#同人 #作品裏話(一次創作) #文学フリマ東京40
文学フリマ東京40、ありがとうございました
 このたびは、弊サークルのスペースまでお越しいただき誠にありがとうございました。
 今回も多くの方にお手に取っていただきとても励みになりました。

 珍しく開会ダッシュで本を買いに行ったり、米澤穂信関連評論をごっそり買ったりしてきました。
 十五年ぶりくらいに友人のスペースに行って、挨拶もしたりしました(笑)。「ほかの人が何してるか知ってる?」「知らない……」というあまりにもあんまりな会話をしてしまいましたが……(笑)。
 全体的にのんびり過ごせたかなと思います。新刊もたくさんの方に手に取っていただけてとてもうれしいです。表紙がね、すごくかわいい。ありがたいことです。めっちゃかわいい。
 新刊はまだ在庫がありますので、boothとFOLIOに追加してきました。手数料分お高くなってしまうのが心苦しいところですが……よろしければ。

 今回、『星の声を聴く子ども』と『寝椅子ですべての二階を散歩』が完売しました。ありがとうございます。
 『寝椅子』はまたいつか再録本シリーズの『Cliche』を作るときに収録するつもりですが、『星の声~』はどうしようかなと悩むところです。名刺になるタイプの作品なので、もう少し持っていたい気持ちもあって。全部片づけが終わったら少し考えてみようと思います。

#文学フリマ東京40 #文学フリマ #同人
ふにゃふにゃしています
 すっかりふにゃふにゃしています。しゃっきりしませんね。

 ずっと仕事に気力を吸い取られていますが、先ほどようやっと、先日全部使い切った同人用名刺を新たに入稿してきました。
 しおりと同人用名刺、どちらを優先しようか考えたのですが、名刺ならしおりの代わりにもなるなと思いまして(笑)、今回は名刺のみ作ることとしました。
 表の写真も変えようかと思ったんですが、割とあの華やかな色合いも悪くないなと思い始めてしまいまして、現行のままでいきます。

 とはいえ、実はずっと「http」だったのを「https」に直したりと、微調整をしたり、テンプレートの変更をしたりしたので地味に違うデータになっています。パソコンも変わったので作業で少々右往左往しました。印刷すれば何も変わっていないとは思うのですが(笑)。

 今回から名刺をしおり兼用で運営することにしましたので、一応全部の同人誌に投げ込むつもりでいます。
 複数冊お求めいただいたかたにはちょっと鬱陶しいかもしれませんが(苦笑)、ご了承いただければと思います。
 あまりお高いものではないので、気が向いたらバージョンを増やしてみるのも楽しいかもしれませんね。

#同人
mysterious door、お疲れさまでした
 遅くなりましたが、mysterious door、お疲れさまでした!
 弊サークルスペースまでお越しいただき誠にありがとうございます。お手に取っていただいた本を、お楽しみいただけますように!

 今回は米澤作品サークルが三つもあったのです! 前回参加した時はうちだけだったので、とても心強かったです(笑)。しかも、全員並んでお誕生日席でした。二スペースで参加されているサークルさんがあったため、配置上ちょうどぴったりだったのが理由の一つとは思いますが、お誕生日席はやはりなんか特別な感じがします。

 久々にお会いする方や、「お隣にいらしてるかた、よくtwitterXで拝見しているかただ!」となる方がいらしたり、なんかすごかったです。すごかった……。
 米澤先生のサイン会に行けば確かにたくさんのファンのかたをお見掛けします。ただ私自身、あまり交流に積極的なタイプではないため、こうして何か作ったりするタイプのファンの方々の交流をみると新鮮な気持ちに……。
 多くの方に本を手に取っていただいたのも本当にありがたかったです。残部は残り少なくなりましたが、相変わらず通販も開きっぱなしになっておりますので当日入手できなかった方もよろしければ……。

 米澤作品二次創作は最近あまりやっていませんが、冬期を自分の中で消化したり、<古典部>の新作で思うところがあればまたなにかやれたらいいなと思っています。
 <図書委員>でもなにかやれたらとは思うんですけど……それはまあ、おいおい……。
 当分はMMDで遊んでいるかもしれません。ふふふ。

 それではまた、次回、通常通り文学フリマでお会いしましょう。

#同人 #mysterious_door11 #TOKYO_FES_Jan_2025
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