Diary

pot-pourri cafeの日記的メモ

映画を見ました
 この三連休は映画を二本見ました。『ひゃくえむ。』とOfficial髭男dismのライブ映画を。よくよく思い返してみたらひゃくえむ。の主題歌もヒゲダンでしたね。ヒゲダンづいてる。

 ヒゲダン好きなのかと言われると「……普通?」という感じなのですが、サウンドは割と好みかなと思います。同時期に歌番組でパラパラ見てたミセスとか、King Gnuと比べると、その中ではヒゲダンは好きだなという感じです。キーボードから鳴るピアノの音が硬いのが好きかも。あとボーカルの声が聴きやすいというかわかりやすいというか。全体的にちょっとジャジーでファンクなところがあるのが好みの音楽に近いのかも。

 ひゃくえむ。 
 『ひゃくえむ。』は友人のお勧めで見ました。100m走の競技者の人生を小学生から三十歳手前くらい?まで描くアニメ映画です。

 アニメをメインに作ってる人ではない人が監督をされているらしく、効果とかカメラの動きとか興味深かったです。ロトスコープもしてましたね。なんかこう、アニメーションでしかできない手法だけれど、ここまでたくさんいっぺんにいろんな手法を使うのは珍しいなあとみていました。雨の描写とか、テクスチャの使い方が素晴らしかったです(絶望のシーンとはいえ若干長いな……とは思いましたが)。
 線が震えたり、歯が見えると、負けフラグというか、心理の動揺というかなんですけど、特に歯については、後半になるほど「歯をむき出しにせざるを得ないほど本気でやっても追いつかない」から「笑顔」までいくので、この短い時間で描写の意味を変えていくのはワザマエ……ってなりました。

 話自体も結構興味深かったですね。見終わった直後の感想が「仏教」だったんですけど、なんていうか、仏教でしたね……。諸行無常と執着から逃れることと修行の話、みたいな。

 キャラクターの配置も、そもそも出てくる人物全員天才側なんですが(笑)、その中で天才側から努力側に行ったり、天才側でその先が見えなくなって努力の方向がわからなくなてしまって脱落してしまったりと、こう、「天才キャラ」「努力キャラ」できっちり線引きされてなかったのがよかったです。
 そこに「仲間」の有無とかも影響があるんですが、でも長い人生の描写なのでその一瞬の「仲間」とあっという間に疎遠になってたり。ほかにももっと周りを見ていればきっと「仲間」になれただろうに気づかなかった/気づかれなかったみたいなことがあったり。その中で、主人公とその友人は途中で疎遠になったりいろいろあるんですけど最終的に二人並んで走れてるので、なんというか……何か大切なものをとり落して狂気に陥ってしまう手前でぎりぎり踏みとどまれたような、それがあるから大丈夫、みたいな……そういうところで話が終わったので良かったなって。まあ、その後どうなるかわからんですけど……。

 全体的に、長い人生の一部分をコンパクトにまとめつつ、レースのひりつきが描写されててとても良い出来だったと思います。

 OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE AT STADIUM 2025 
 ヒゲダンのライブ映画は、KING OF PRISMの映画に通っていた時によく広告を見ており、「見てみようかな、どうしようかな」と思ってたらたまたま映画GIFTが当たったので、半額以上割引になるので見ちゃお、とみてきました。
 先に観た映画好きの友人に「Pretenderがなかった」と言われ「そんなバカな!?!?!?」ってなったんですが、なかったです。びっくりした。そんなことあるんだ。ミックスナッツはやってました。それはそうだ。
 ヒゲダンの曲をたくさん知ってるつもりはなかったんですが、セットリストのうち6、7曲は知ってたので「売れてるってこういうことなんだな~」って思いました。
 追加料金払うタイプのいい音響のシアターだったので、とてもよかったです。

 隣の席に座る知らないお兄さんが途中で感極まって泣き出してしまって、だからといって何ができるわけもないので気づいてないふりをするしかないんですが、「な、泣いてる……」と動揺してしまいました。
 正直、「ヒゲダンのライブはちょっと行ってみたいけど、私のような超絶ライト層が行くのは申し訳ないな……ライブ映画はちょうどいいな」って感じだったんですが、シアターの中が完全に「ライブ現地に行きましたが、映画にも来ました」という感じのファンでいっぱいで、「し、知らない曲がある人間がここにいていいのか……?」とちょっと動揺しました……へへへ。
 そんな私も、よもや大ラスが好きな曲の『Stand By You』になるとは思わず、というか、絶対歌わないでしょ……アルバムの8曲目だよ……と思ってたのでめちゃくちゃ動揺しました。
 ずっと動揺してる。

 というわけで、アンコールのラスト、つまりライブの締めに歌われてびっくりした好きな曲をはっておきます。


#映画 #ひゃくえむ。 #Official髭男dism #アニメ

 小市民シリーズのアニメ、ご覧になりまして?(何
 先行上映会で二期の二話分を見てきたんですが、いやはや、いやはや……。
 <小市民>シリーズは、秋が一番好きです。なんていうか……キレッキレなので。しびれるなあ~って感じがします。何度読んでも。
 それを私の好きな『コメットさん☆』の神戸監督がコンテを切ってる……神戸監督は映画的な映像を作るかたなので、なんていうかこう……キレッキレだあ……と二重の意味でうれしくなります。
 ちゃんと数えてはいないのですが、かなりシーンの数が多いような……? それでいてぶつぶつ切れているように見えないところが匠の技……。派手だったり刺激的だと素人の私でもすぐに技がわかるところですが、こういう技はうっかりすると見落としてしまいます。楽しい……。
 春と夏からすると、この先は神戸監督コンテ回ではないと思うのですが、一話は「このテイストでいきますよ」という自己紹介のようなもののはずなので、楽しみ……。

#アニメ  #〈小市民〉シリーズ
CLAMP展に行ってきました
 CLAMP展に行ってきました。
 後半に行くつもりだったのですが、カラーイラスト総とっかえと聞いたらもう、前半後半共に行かざるを得ないじゃないですか!(笑)

 いやあ……むちゃくちゃ絵がうまいですね……どのくらいうまいかというと、どうやって描いているのかわからないレベルで絵がうまいですね……。
 カラーインクやガッシュでの彩色なのに全くムラがなかったり、全くムラがないまま綺麗なグラデーションが描かれていたり……なんなんだあれ……意味わからん……。しかもあれ、デビュー当時の技術でアレじゃないですか。マジかよ……。

 カラートーンについては「お、お金かかってるう……」という感想ばかりになってしまって申し訳なかったです(笑)。
 子どものころはスクリーントーン一枚五百円だって買えなかったのに、カラートーンはもうなんか買うとか買わないとかそういうレベルじゃないお値段だった記憶があり、もし今値段を知ったら「まあ、消耗品として買えるか」って思うかもしれないですけど、とにかく当時の私にとっては値段を記憶できないほど(笑)のお値段の画材だったので、それをふんだんに使ったイラストが目の前にあると、「お、お金かかってるう……」という感想以外が出てこない状態になってしまうのです! 一文も長くなります!(笑)

 モノクロの原稿もすごかったですね……。
 普通漫画の原画って、印刷に出ない水色か黄色の色鉛筆、もしくは蛍光ペンで書き込みがあるものですが、ほぼないんですよ……うそでしょ……。
 背景とか線画とかは、「ああ、下絵は全部鉛筆で描いて、きれいに消しゴムかけしたんですね」で納得できるんですけど、スクリーントーンについてはわけがわからない。
 あんなに顔とか髪とかに細かくスクリーントーンを貼ったり削ったりしてるのに、どこにもあたりの線がないんですよ。い、意味がわからない。アシスタントがおらず、自分たちですべてやっているから指示出しを大幅に省略できるとはいえ、それでもスクリーントーンのあたりはいるじゃないですか! ないんですよ! なにあれ!!!!!
 トレス台を使ったにしても、限界ないです????? 限界ないの??????????

 音声ガイドもちゃんと借りました。福山潤さんがしゃべるしゃべる。いろいろなシーンのセリフを言ってくれるのでありがたいんですが、それはそれとして実質四月一日の新規ボイスじゃん……みたいなところもあり……ああ……。CLAMP先生にかわいがられてるエピソードも話してくださって、ほくほくでしたね……ほくほく……。

 落ち着いたころに後半も見に行こうと思います……。

#CLAMP展 #美術館・博物館
コナンの映画をみてきました
 名探偵コナンの映画を観てきました。お友だちから前売り券を分けてもらったのです。お仕事関連で回ってきたものが余ったとかで。ありがたや……。

 考えてみたら、劇場でコナンの映画を観るのは初めてです。子どもの頃からコナンのアニメをざっくり観てはいましたけど、映画を観に行くほどは幼くはなかったというか……いえ、今もアニメ映画は観に行ってますけど……ドラえもん、クレヨンしんちゃん、プリキュア……そういう作品の映画を観ないのと同列にして観ていなかったのです。
 今やテレビシリーズもまともに見てないので知らない人がちらほらいて誰だろうな……と思っていました。誰だったんだろう……。

 噂に聞く爆発(笑)は思いの他少なかったですね。刀剣乱舞界隈で話題になっていた理由とやたらと動くずーしーほっきーも目視できました(笑)。
 冒頭のいつもの説明の演出が凝っていて、引き出しがすごいな~と変なことに感心していました。
 函館が舞台ということで、ちょっと杉崎ゆきるの『純喫茶ねこ』が頭をよぎったのは秘密です(笑)。

 全体的にお祭り映画なので、お祭りだな、とのんびり見ていたのですが、「刀の鞘を入れ替える」畳むというトリックだけは「それぞれ反りの違う刀の鞘を複数作ることは可能だけど、要するにオーダーメードなのでそう簡単に用意できるものではないよな……」畳むとちょっと気になってしまいました。まあ、他の場面の情報収集のショートカット具合を思えば、まあ、あったんですね、ということで流せる範囲なのですが……。お祭り! お祭りだから気にしない!

 という感じで、のんびりカルピスを飲みながら観てきました。公開から時間が経っていたのでシアターに人が少なく、なんかこう、本当にのんびりとみました……。

#アニメ #映画 #名探偵コナン100万ドルの五稜星
 「続きを読む」ボタンのcssが反映されてないですね……おかしいな。いろいろいじってるんですが、どうにも反映されない。当分ボタンがわかりづらいままになりそうです。すいません……。


 文学フリマが終わったので、アニメ映画を観たりしています。
 コードギアスの新作『奪還のロゼ』がいいですね……すごくいいです。一番のネタバレ部分がボトルネックになってるせいで、何がいいのかを全く言えないのが心苦しいのですが……。
 中二病とかケレン味とかどう言ってもいいんですけど、とにかく気持ちのいい嘘をついてくれるので、ギアスの新作だなあとしみじみとします。楽しい。嘘をつくならどかんとついて欲しい、そういう欲にカッコよく答えてくれてうれしいです。続きがめちゃくちゃ楽しみ。

#アニメ #映画
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