各投稿サイトでちょっと知りたいことまとめ
2023/12/29(Fri) 23:37:50
たまにはちょっと、真面目なメモを……。
小説サイトを運営していますが、より間口を広げるために小説投稿サイトにも同時掲載したい……そういう場合に規約違反にならないかの確認メモです。2023年12月現在。
あくまで個人的に確認したものなので、見落としや最新版にたどりつけていない可能性が高いです。
また、あくまでオリジナル作品についてを基準に調べていますので、二次創作については確認していません。
確認ポイントは、
それから今回の記事の目的には関係ないことですが、並べておきたいこととして「商業化」についても確認していきます。
先に結論から言ってしまえば、他サイトでの同時掲載はどこも問題なさそうでした。同人誌の扱いで差が出てくるかなという感じです。
【pixiv】
規約 https://policies.pixiv.net/
「他サイトでの同時掲載」「同人誌(有償配布)(利益の有無)」「再録同人誌」
これらについては特に記述無し。
「商業化」
この辺がひっかかりそう? 「当社が特に認めたもの」が具体的にどのようなものかがわからない。
同人誌の告知サンプルが大量にあるため、同人誌の告知は金銭の授受があっても商業用の広告とみなされていない?
商業漫画が載っている場合もあるが、pixivコミックと並行連載しているように見受けられる。「当社が特に認めたもの」に該当?
【小説家になろう】
規約 https://syosetu.com/site/rule/
ガイドライン https://syosetu.com/site/guideline/
「他サイトでの同時掲載」
サイト案内>作者の方へ https://syosetu.com/site/aboutwriter/
の「こんな作品も歓迎します!」に
が含まれているため、可。
「同人誌(有償配布)(利益の有無)」「再録同人誌」
可。ポイントは、「作品投稿ではなく、サンプル投稿になっていないか」。
という状態なら規約違反にならない模様。
短編集は一つお話を全部読めればOK?(要確認)
「商業化」
おおよそ同人誌と同じ扱いか。
商業化作品が非公開となったり、編集者の目が入っていない加筆修正前のものが「web版」として残るのは、出版社都合?
【カクヨム】
利用規約 https://kakuyomu.jp/legal/tos
ガイドライン https://kakuyomu.jp/legal/guideline
「他サイトでの同時掲載」
可能。
「同人誌(有償配布)(利益の有無)」「再録同人誌」
作成不可とは名言されていないが、宣伝不可とは書かれている。
「商業化」
https://kakuyomu.jp/legal/guideline#publication
出版社が運用しているサイトならではか。
【エブリスタ】
規約 https://support.estar.jp/hc/ja/articles/360017557893-%E3%82%A8%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E4%BC%9A%E5%93%A1%E8%A6%8F%E7%B4%84
ガイドライン https://support.estar.jp/hc/ja/articles/360015671254
「他サイトでの同時掲載」
可。
「同人誌(有償配布)(利益の有無)」「再録同人誌」
ヘルプで検索しても、引っかかる記事なし!
個人サイトさんで、問い合わせた方がいらっしゃり(https://note.com/yen_rai/n/n02289d977193)、
上記と同じ理由で構わない、との回答があったとのこと。
(まあ、ダメだったら文学フリマに接近しないですよね……みたいなことを思ったりするわけですが)
「商業化」
明確な記事が見つけられない。
これが最も近いか。
エブリスタを通して、ということしかわからない。
【アルファポリス】
規約 https://www.alphapolis.co.jp/pages/terms_of_service
ガイドライン https://www.alphapolis.co.jp/guidelines
「他サイトでの同時掲載」
可。
「同人誌(有償配布)(利益の有無)」「再録同人誌」
可。(2017年の記事のため、もう少し探したいところ)
「商業化」
作品を取り下げること。(ただし、状況によっては商業化したものをアップロードすることも可)
要するに、出版を抱えている会社なので、他社の出版物が公開されているといろいろややこしいから控えてくれ、という感じか。畳む
大雑把にこんな感じかな、と思います。時間があるときに加筆修正します。
#ウェブ備忘録
小説サイトを運営していますが、より間口を広げるために小説投稿サイトにも同時掲載したい……そういう場合に規約違反にならないかの確認メモです。2023年12月現在。
あくまで個人的に確認したものなので、見落としや最新版にたどりつけていない可能性が高いです。
また、あくまでオリジナル作品についてを基準に調べていますので、二次創作については確認していません。
確認ポイントは、
- 「他サイトでの同時掲載」
- 「同人誌(有償配布)(利益の有無)」
- 「再録同人誌」
それから今回の記事の目的には関係ないことですが、並べておきたいこととして「商業化」についても確認していきます。
先に結論から言ってしまえば、他サイトでの同時掲載はどこも問題なさそうでした。同人誌の扱いで差が出てくるかなという感じです。
【pixiv】
規約 https://policies.pixiv.net/
「他サイトでの同時掲載」「同人誌(有償配布)(利益の有無)」「再録同人誌」
これらについては特に記述無し。
「商業化」
第14条 禁止行為
17. 商業用の広告、宣伝または勧誘を目的とする投稿情報(当社が特に認めたものを除く。)、アフィリエイトのリンクを含む投稿情報、MLM・リードメール等他人を勧誘する内容の投稿情報、アダルトサイト・ワンクリック詐欺サイト・ウィルス等の有害なコンピュータプログラム等を流布させることを目的とするサイト等当社が不適切と判断するサイトに誘導する投稿情報(単にリンクを張る行為を含む。)、その他当社が不適切と判断する投稿情報を投稿等する行為
この辺がひっかかりそう? 「当社が特に認めたもの」が具体的にどのようなものかがわからない。
同人誌の告知サンプルが大量にあるため、同人誌の告知は金銭の授受があっても商業用の広告とみなされていない?
商業漫画が載っている場合もあるが、pixivコミックと並行連載しているように見受けられる。「当社が特に認めたもの」に該当?
【小説家になろう】
規約 https://syosetu.com/site/rule/
ガイドライン https://syosetu.com/site/guideline/
「他サイトでの同時掲載」
サイト案内>作者の方へ https://syosetu.com/site/aboutwriter/
の「こんな作品も歓迎します!」に
他のサイトで掲載中の作品(二重投稿)
が含まれているため、可。
「同人誌(有償配布)(利益の有無)」「再録同人誌」
可。ポイントは、「作品投稿ではなく、サンプル投稿になっていないか」。
小説家になろうヘルプセンター>外部での活動に関する宣伝・告知について https://syosetu.com/helpcenter/helppage/helppageid/170/
宣伝活動全般について
宣伝・告知行為につきましては、小説家になろう外部の活動も含め、個人で行われるものであれば基本的に制限をしておりません。
同人活動や出版書籍の宣伝・告知といった、金銭のやり取りや商業的な要素が含まれる内容であっても問題ございませんので、後述するお守りいただきたい点に留意の上、宣伝の場としても小説家になろうをご活用ください。
宣伝・告知に伴うURL・直接リンクの掲載について
宣伝や告知に伴い、関連する外部サイトへのURLや、そのサイトへの直接リンクを掲載されても問題ございません。
これは、下記のような商業的な要素や金銭のやり取りが可能なページであっても同様の判断となります。
注意事項
各種宣伝・告知に関連して、下記の行為を禁止しております。
小説家になろうを宣伝の場としてご活用いただく際は、必ず以下の行為に該当しないことを確認していただきますようお願いいたします。
作品本文欄に、宣伝・告知に該当する文章を掲載する行為
作品の冒頭部分のみで構成されたサンプルを投稿し、「続きはこちらで」といった形で外部のサイト等へ誘導する行為
小説家になろうといった全年齢対象ページから、年齢制限が必要なページへの直接リンクを掲載する行為
コンピュータウイルスへの感染等が疑われる、危険なウェブサイトへの直接リンクを掲載する行為
小説家になろうは、原則としてサイトに掲載している内容単体で作品が完結し、読者の方が十分にお楽しみいただけることを前提に作品の投稿を受け付けております。
そのため、掲載作品の一部を取り下げる、またはサンプル作品の掲載を行われた上での誘導行為に対しては厳しい取り扱いを行っております。
また、作品の本文欄はあくまでも投稿作品の内容を載せるための場として提供しておりますので、各種宣伝・告知行為には使用しないようお願いいたします。
- 投稿された作品が、最初から最後まで読める
- 作者のコメント欄に、販売サイトへのURLを張る
という状態なら規約違反にならない模様。
短編集は一つお話を全部読めればOK?(要確認)
「商業化」
ガイドライン
書籍化に関して
https://syosetu.com/site/syoseki/
書籍化後の宣伝について
書籍の宣伝を行われる際には、下記の点にご注意ください。
規約違反となる行為
作品本文を使用しての宣伝
メッセージ機能を利用しての無差別な宣伝
他ユーザの作品感想欄、活動報告コメント等での宣伝
ノクターンノベルズ・ミッドナイトノベルズ・ムーンライトノベルズ掲載作品の書籍情報を小説家になろうへ掲載する行為
規約違反とならない行為
「前書き」「後書き」「ランキングタグ」「活動報告」を利用しての宣伝
書籍の特設サイトや販売サイト等へのURL・直接リンク掲載
※宣伝時のURL・直接リンク掲載についての詳細はこちらをご確認ください
書籍化後の作品の掲載状態に関する注意点
書籍化に伴い、企業様との契約等で小説家になろうより作品の一部削除を行われます際には、恐れ入りますが掲載状態に問題がないかの確認をお願いします。
規約違反となる掲載状態
小説家になろう掲載分のみで内容を理解できない状態
【例】書籍化部分を削除し、途中から物語が始まっている
【例】冒頭部分のみを残し、残りは書籍を読まないと理解できない
※ダイジェスト版の掲載に関しては2016/09/01より全面的に禁止となりました。
規約違反とならない掲載状態
小説家になろう掲載分のみで内容を理解できる状態
おおよそ同人誌と同じ扱いか。
商業化作品が非公開となったり、編集者の目が入っていない加筆修正前のものが「web版」として残るのは、出版社都合?
【カクヨム】
利用規約 https://kakuyomu.jp/legal/tos
ガイドライン https://kakuyomu.jp/legal/guideline
「他サイトでの同時掲載」
可能。
https://kakuyomu.jp/legal/guideline#publication
投稿について
投稿された作品に対して、運営側が手を加えることは一切ありません。
他サービスで公開されている作品についても「カクヨム」に投稿することができます。ただし、他サービスの規約等で制限がある場合やコンテストの応募要項により選考対象外となる場合などがあるのでご注意ください。
カクヨムに投稿できる作品は会員自らが創作した作品に限ります。
「同人誌(有償配布)(利益の有無)」「再録同人誌」
作成不可とは名言されていないが、宣伝不可とは書かれている。
掲載作品の同人販売に関して
出版権を投稿者ご自身が保持して、同人誌販売(即売会・同人誌流通)・電子出版を行なうにあたって、カクヨム上で販売に関する告知・宣伝を実施することは、第13条(営利目的利用の禁止)に抵触する行為となります。
第13条(営利目的利用の禁止)
利用者は、本サービスの営利を目的とした利用及びその準備を目的とした利用(以下「営業活動」といいます。)をすることはできません。
前項にかかわらず、会員が当社に申告し、当社が承認した場合は、会員は承認の範囲内で営業活動を行うことができます。
前二項の規定は、カクヨムロイヤルティプログラムについては、適用されないものとします。
「商業化」
https://kakuyomu.jp/legal/guideline#publication
投稿された作品の商用等の利用に関して
外部企業から出版やゲーム、映像など商用利用に関する問い合わせがあった場合
KADOKAWA社内においても既に検討に入っている場合がございます。まずは運営までご一報ください。該当部署に確認の後ご連絡させていただきます。
出版社が運用しているサイトならではか。
【エブリスタ】
規約 https://support.estar.jp/hc/ja/articles/360017557893-%E3%82%A8%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E4%BC%9A%E5%93%A1%E8%A6%8F%E7%B4%84
ガイドライン https://support.estar.jp/hc/ja/articles/360015671254
「他サイトでの同時掲載」
可。
https://support.estar.jp/hc/ja/articles/360052446653-%E8%87%AA%E8%BA%AB%E3%81%AE%E4%BD%9C%E5%93%81%E3%82%92%E4%BB%96%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%81%AB%E8%BB%A2%E8%BC%89-%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%81%AF%E4%BB%96%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E3%81%B8%E6%8A%95%E7%A8%BF%E3%81%97%E3%81%9F%E4%BD%9C%E5%93%81%E3...
自身の作品を他サイトに転載、または他サイトへ投稿した作品をエブリスタに投稿しても良いですか?
エブリスタでは、投稿いただいた作品の著作権、その他の権利はクリエイター本人に帰属しています。
他サイトの著作権の取り扱いについてご留意いただければ、ご自身の作品を他サイトに転載することや他サイトに投稿されている作品をエブリスタに投稿いただくことは問題ございません。
しかしながら、一部のコンテストへの応募作品などについては、その限りではございませんので、都度応募要項をご確認ください。
「同人誌(有償配布)(利益の有無)」「再録同人誌」
ヘルプで検索しても、引っかかる記事なし!
個人サイトさんで、問い合わせた方がいらっしゃり(https://note.com/yen_rai/n/n02289d977193)、
上記と同じ理由で構わない、との回答があったとのこと。
(まあ、ダメだったら文学フリマに接近しないですよね……みたいなことを思ったりするわけですが)
「商業化」
出版社・メディアのみなさまへ
https://support.estar.jp/hc/ja/articles/360018638214-%E5%87%BA%E7%89%88%E7%A4%BE-%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%BE%E3%81%B8
明確な記事が見つけられない。
これが最も近いか。
エブリスタを通して、ということしかわからない。
【アルファポリス】
規約 https://www.alphapolis.co.jp/pages/terms_of_service
ガイドライン https://www.alphapolis.co.jp/guidelines
「他サイトでの同時掲載」
可。
他投稿サービスとの重複投稿について
https://www.alphapolis.co.jp/guidelines#overlap-post
アルファポリスでは、他投稿サービスとの重複投稿を禁止しておりませんので、他投稿サービスで投稿・公開されている作品をアルファポリスにご投稿頂いて問題ありません。
また、他投稿サービスと重複投稿をされる場合、アルファポリスの投稿作品内に重複投稿先のサイト名等を明記いただく必要はございません。投稿者さまご自身にて記載のご判断をお願いいたします。
「同人誌(有償配布)(利益の有無)」「再録同人誌」
可。(2017年の記事のため、もう少し探したいところ)
【重要】「商業目的での利用」に該当する投稿作品に関するお知らせ(7/31追記あり)
https://www.alphapolis.co.jp/pages/topic_commercial_purposes
2017年7月31日 追記
当該告知に関しまして、お問い合わせをいただきました件について、追記致します。
■自費出版、同人誌は「商業目的での利用」に該当するか
出版権がご本人に帰属されているかどうかでご判断頂ければと考えております。出版社経由の自費出版の場合ですと、一般的に出版権は出版社に帰属すると考えられますので、この場合は商業目的に該当いたします。
一方で、どこの出版社も経由しない自費による同人誌での発表は、出版権はご本人が持っていると判断されますので、この場合は商業目的には該当しないものとお考えください。
「商業化」
作品を取り下げること。(ただし、状況によっては商業化したものをアップロードすることも可)
投稿している作品について他社から出版やゲーム、映像などの商品化が決定した場合
https://www.alphapolis.co.jp/guidelines#product-commercialization
弊社利用規約(第13条8項)にあります通り、書籍化・商品化されている、もしくはその予定がある等の、「商品」とみなされる創作物(小説・漫画)のご投稿につきましては、「商業目的での利用」に該当するとして、全面的に禁止とさせて頂いております。
上記に該当する投稿作品については商品化の発表時期に速やかに取下げ(非公開または削除処理)をして頂くようお願いいたします。
※作品取下げの対応は投稿者ご本人にして頂く形をとっております。とはいえ、ご対応頂けない場合はやむを得ず運営にて強制的に削除させて頂くケースもございますのでご注意ください。
※商品化された作品を元にした派生作品(番外編等)の投稿についても違反と判断されますのでご注意ください。
※上記の対応についてはアルファポリスサイトへの内部投稿作品のみを対象とさせて頂きます。外部URL登録作品につきましては規約違反にあたらないため取下げ対象にはなりません。
※他社で書籍化済の作品であっても、出版権が本人に戻っており、かつすべての書店(電子含む)からの該当商品の取下げが完了している作品であれば、規約違反にあたらないと判断されるため取下げ対象にはなりません。
要するに、出版を抱えている会社なので、他社の出版物が公開されているといろいろややこしいから控えてくれ、という感じか。畳む
大雑把にこんな感じかな、と思います。時間があるときに加筆修正します。
#ウェブ備忘録