Diary

pot-pourri cafeの日記的メモ

真夏に私設恐竜博物館
 文学フリマが終わって少し経ちましたので、新刊の備忘録など……とはいっても結構忘れてしまっているのですが(苦笑)。
 自作語りが苦手な方のために以下、隠しておきます。

 もうだいぶ記憶が遠のいていてアレなんですけど……。もともと『ピコピコ:(仮)』をずっと書いていたのですが、いろいろタイミングが悪く、延期することにしました。延期を決めたのは……予定を諦めてコピー本にするかどうかをイベント一か月前くらいに判断するので……十月ごろでしょうか。そこから、書き始めたり、練習で書いていたものなどを出してきたりし始めました。
 音楽から着想を得ることが多いのですが、今回のもそれにあたります。とはいっても元の曲とは全然違う方向に行ってしまったのですが……一応何箇所か形跡は残っています。秋・冬に出した本なのに真夏の話なところとか……。
 街並みは以前行った茨城の街や愛媛の街などのイメージを混ぜてかなり寂れさせたような感じです。

 書いているうちに落としどころがわからなくなっていたんですが、ふと螺旋の通路ってコーヒーや紅茶に垂らしたミルクみたいだよなあと思ったのであんな感じになりました。もともとの施設の色の描写がそのまま生かせた結果になります。思いついたあとから微調整してないんですよ、あれ。

 語り部の性別はわざと語り落としています。一緒に行っている人も確か、語り落としています。言葉遣いから男性に読めるかと思いますが、男性的な言葉遣いの女性に読めなくもなくもない、微妙なラインです。

 表紙はクリスタの恐竜素材から。背景色を決めて、上から透明度を上げた白で図形を重ねています。図形の白はもう少し濃くても良かったかも。文字の位置は以前の同人誌と同じです。

 印刷はまたアクセアさんに頼んでしまいました。コピー本を手で作る元気がなくなっている……。アクセアさんは一般のコピーショップですが、創作なので堂々と頼めるぞ!と思っていたものの……店員さんが少し動揺した顔で渡してくれたので、受け取り店舗的に同人作家はほぼいないんだな……と察しました。またお願いします。(こら畳む


#同人 #創作 #作品裏話(一次創作) #真夏に私設恐竜博物館
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